
Xperiaと言ったらソニーのフラッグシップ。ソニーのスマホに乗り換えたいけど、Xperiaは高いし……という方に朗報だ。2019年はミドルクラスの端末も出た。それがXperia 8である。
スペックと評価
項目 | 詳細 | 評価 |
発売日 | 2019/10/25 | - |
値段(コスパ) | 約50000円 | ★★☆☆☆ この性能でこの値段? |
CPU(処理性能) | Snapdragon 630 | ★★☆☆☆ 海外の端末より処理性能は低め。ギリギリ使えるレベル |
メモリ | 4GB | ★★★☆☆ 価格帯からすると少なすぎ |
バッテリー(電池) | 2760mAh | ★☆☆☆☆ 少なすぎ。二年前のスマホか? |
写真などの保存容量 | 64GB | ★★★☆☆ 高級スマホと遜色なし |
画面の綺麗さ | 液晶 | ★★★☆☆ 普通の液晶 |
解像度 | 2340x1080 | ★★★☆☆ 縦に長い。個性があるのは評価したい。だがベゼルが広くて思ったよりも画面は広くない。 |
防塵防水 | IP58 | ★★★★★ 風呂でも使えそう |
カメラ(画素) | 外:1200万 内:800万 | ★★☆☆☆ 解像度が低い。特筆すべき機能がない。 |
オプション | ・指紋認証 ・おサイフケータイ ・イヤホン | ★★☆☆☆ イヤホンなんていらないからアダプタつけてくれ |
★合計 | 50点満点中 | 26点 |
処理性能
価格は約5万円とお高め。その割に処理性能は低い。搭載されているのはAquos Sens3と同じsnapdragon 630というCPU。これは世代の古いCPUで、基本的に古いものほど性能は低い。
普通に使用してる分にはギリギリ動くとは思うが、この値段ならもうワンクラスの上のCPUを載せてもらいたい。ゲームは恐らく厳しい。
本体が個性的
今や個性を失ってしまった日本のスマホの中で、Xperiaは世界的に見ても個性的である。それは本体の長さ。胸ポケットから名刺サイズほどはみ出してしまう。
こういう尖り方は嫌いではないが、この端末はベゼルが広すぎて画面が広いわけでもない。デメリットでしかないんじゃないか。
バッテリーが少ない
今やバッテリーは格安スマホでも3000mAh以上載せるのが当たり前である。それですら特別多いわけでもないのに、なんとこの端末は2760mAh。これは二年前の端末の水準である。冗談のような少なさだ。モバイルバッテリーは手放せないだろう。
こんな人におすすめ
ソニーのXperiaが好き。他とは一味違う個性的なスマホが欲しい。でも値段はそれほどかけたくない……という人におすすめである。しかしそういう人がどれだけいるのだろうか。おそらくソニー好きの人なら上位モデルのXperia5かXperia1を買っているであろう。
とにかくコストパフォーマンスが悪い。価格はミドルクラスよりちょっと高いながら、性能はエントリークラス。需要が見いだせない。
購入先
Xperia 8はau、UQ mobile、Y!mobileで購入できる。だが、悪いことは言わない。この端末を選ぶくらいなら、下記の二つの端末を選んだ方がいい。
国産なら「Aquos Sens3」、海外製でもいいなら「Oppo Reno A」を選んだ方が幸せになれる。
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だが商品リンクは貼っておく。店頭よりも下記の方が大分安い(3万円台)。これくらいなら、コスパは悪くないかもしれない。