スマホレビュー 2019年発売

Xperia5レビュー!日本で最も個性的な端末は、買いなのか?

2020年2月9日

2020年2月現在、そろそろスマホを乗り換えようと考えている人も多いことだろう。ちょうどシャープの最高級スマホがリリースされたタイミングでもある。

そこで気になってくるのが、ライバルのソニーの最高級スマホ「Xperia 5」だ。果たしてこの端末は、AQUOS zero2、そしてGalaxy S10+と比べて、買いなのか?

結論から言うと、特徴的な本体の長さが気に入った人は買うと良い。それ以外の場合は、他の二機種の方が良い。

スペックと評価

項目詳細評価
発売日2019/10/25-
値段(コスパ)約88000円~98000円★★☆☆☆
少々高い。Docomoやsoftbankで値段が結構違う
CPU(処理性能)Snapdragon 855★★★★☆
ほぼ最高レベル。ライバルのAQUOS zero2やGalaxy S10+と同等。ただし、iPhone11には一歩劣る
メモリ6GB★★★☆☆
値段の割に少なくないか……?
バッテリー(電池)3000mAh★★☆☆☆
少ない。AQUOS zero2と同等だが、どちらも一日持たないのではないか
写真などの保存容量64GB★★★☆☆
値段の割に少なくないか……?
画面の綺麗さ有機EL★★★★★
滅茶苦茶綺麗。液晶から乗り換えた人は、その発色に驚くだろう。
解像度2520x1080★★★★☆
縦に長い。これはこの端末の最も大きな特徴。横に長い映画をほぼ全画面で観ることが出来る。ただし、ゲームなどは対応していないことも多く、上下に隙間ができる
防塵防水IP58★★★★★
風呂でも使えそう
カメラ(画素)外:1220万
望遠:1220万
広角:1220万
内:800万
★★★★☆
綺麗に撮れて、映画のようにきれいな動画を撮れる
オプション・指紋認証
・おサイフケータイ
・ワンセグ
★★☆☆☆
顔認証が無い!あとなんで日本のメーカーは充電アダプタつけてくれないの?ワイヤレス充電もないし……
★合計50点満点中34点

ハイエンドの処理性能

現時点でほぼ最高性能のCPUを使っている。動作は非常にスムーズ。3Dゲームもバッチリ出来る。

問題は他のハイエンド機種と比べてどうかということだ。

答えは、「ほぼ同等か少し劣る」。基本的に使っているCPUが同じなら、性能も同じだ(メーカーの調整によって多少異なることはある)。

GalaxyS10+やAQUOS zero2とはほぼ同等だが、現在最高クラスのiPhone11には少し劣る

とはいえ、この性能で不満を憶えることはまずないだろう。

縦にながーい本体と画面

この端末の特徴は一目瞭然だ。それは胸ポケットから名刺サイズほども飛び出しそうな縦の長さであるXperia8のときはベゼルが広くてほとんど意味のなかった長さが、この端末では明確な意味を持っている。

それは、ディスプレイ比率が映画とほぼ同じであること。普通のスマホなら縦や横に黒い額縁が出来てしまうのが、この端末は画面全体で映画を楽しむことできる。※映画によって比率が違ったりするので、全ての映画が画面全体で観れるわけではない。最も横に長い映画が画面全体で観られる、と理解してほしい。

こんな画面比率を採用しているのは日本どころか、世界全体で見てもXperiaだけだ。この画面比率は映像以外にも活かされていて、画面を縦に分けて2つのアプリを同時に起動したり、一画面の時でも一度に多くの情報を表示できる。

滅茶苦茶綺麗な画面

画面に有機ELを採用しており、液晶とは比べ物にならないくらい綺麗だ

液晶との違いは発光の仕方だ。液晶はパネルに後ろから光を当てているのに対し、有機ELは画素そのものが発光している。そのため、液晶は黒色が光ってしまうが、有機ELは本当に黒い

映画をフルサイズで見られるという特徴と、この有機ELのパネルは最高に相性がいいだろう

綺麗なカメラ

高級スマホらしい贅沢な仕上がりになっている。外側には標準カメラ、望遠カメラ、広角カメラと三つ搭載し、様々なシーンに対応した写真が撮影できる。

標準カメラは説明不要だと思うが、望遠カメラは標準カメラの2倍遠くを撮影できる。何を当たり前のことを……と思う方がいるかもしれないが、実は標準カメラのズームは遠くを映しているわけではない。1倍の写真を拡大しているだけなのだ。望遠カメラは本当に遠くを撮ることが出来る。広角カメラは、普通のカメラよりも広い写真を撮ることが出来る。

夜間の撮影にも強く、安いスマホでは光をほとんど捉えることが出来ないことが多い中、しっかり綺麗に撮ることが出来る。

ただし、ハイエンドのスマホの中では撮影速度が遅い。

少ないバッテリー

最近の端末の中ではバッテリー容量が少ない。その上、画面が広い上に処理性能の高いCPU。電池の持ちはかなり悪いだろう。

基本的に画面が広いほど消費電力が増え、さらに性能が高いほど消費電力が増える。3000mAhというのは、3万円台のミドルスペックスマホと比べても少ない。

少ない保存容量

写真などの保存容量は64GBと、この価格帯のスマホでは最低の部類になる。ただし、microSDカードを挿すことが出来るので、保存容量は補うことが出来る。その場合は追加投資が必要となってしまうだろう。

あまりにも貧弱なオプション

この端末のオプションは三つ。指紋認証、おサイフケータイ、ワンセグだけ。あまりにも少なすぎないか。

これに対して、ライバルのGalaxy S10+は下記である。

・指紋認証
・顔認証
・おサイフケータイ
・画面保護フィルム
・ケース
・イヤホン
・ワンセグ
・ワイヤレス充電
・充電アダプタ

あまりにも違いすぎる。特に、顔認証とワイヤレス充電が無いのは致命的である。最近はミドルスペックスマホですら顔認証を搭載してきている。そして高級スマホにとってワイヤレス充電は当たり前になりつつある。ワンセグやイヤホンなどをつけている余裕があるならそっちを重視してほしい。

そして、AQUOS zero2と同様に、またしても充電アダプタが付属していない。日本のメーカーはユーザーが充電アダプタを用意するのが当たり前だとでも思っているのか。

Xperia1、Xperia8との違いは?

Xperia5は性能はXperia1とほぼ同じで、よりコンパクトにしたモデルとなる。Xperia5は片手でも持ちやすく、こちらの方が人気が高いようだ。元々手が小さい日本人には、Xperia5の方が扱いやすく感じるのだろう。

Xperia8は全く別の機種だ。機能、性能、値段も全く違う廉価版のXperiaとなる。Xperia5やXperia1が高すぎると感じる人は、Xperia8を考えてみるといいだろう。

それにしても、Xperiaは名前の付け方がややこしい。ぱっと見、どれが性能が良くてどれが小さいのかさっぱりだ。一応、一番性能が良くて大きいのがXperia1だが、毎回混乱する。この記事を書いている間も何度も間違えそうになった。その度に他の記事と見比べて考え直すのである。iPhoneのように性能が上がれば上がるほど数字が大きくなるようにはいかないのか。

結局、買いなのか?

縦に長いディスプレイ。そこに価値を見出せる人だけが買うとよい。それ以外はあらゆる点でGaraxy S10+が優れており、取り回しではAQUOS zero2に劣る。本体の長さこそがこの端末の価値なのだ。

私はXperiaが嫌いではない。21:9の画面比率を誇る特徴的な本体。没個性的な端末よりもよっぽど挑戦的で好感が持てる。それだけに、基本的な部分で海外の端末に劣っているのは残念でならない。

購入先

Xperia 5はdocomo、au、softbankのショップやヨドバシカメラなどの家電量販店で購入できる。ちなみに、2020年2月現在、私が調べた範囲だとdocomoが一番安いようだ。スマホ乗り換えの際はどこにするかよく考えてほしい。

電源アダプタについては、恐らく店舗で同時に提案されることだろう。ということで、下記にはXperia 5のアクセサリーを貼っておく。

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

-スマホレビュー, 2019年発売
-, , , , , ,

Copyright© 超スマホ批評 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.