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Xperia 1 II発表レビュー! 値段が頂を突き抜けてしまった

2020年2月28日

2020年2月24日、ついにソニーのXperiaの最新機種が発表された。その名も「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」!!

もう少し名前の付け方なんとかならなかったのか!? 「ファイナルファンタジー10-II(テンツー)」か!!

あまりに衝撃が強すぎて冒頭から突っ込んでしまった。Xperia 5の時に言及したが、Xperiaは名前の付け方が分かりづらすぎる。性能以外の面で課題があると思う。

名前の方はこれくらいにして、中身の方を見ておこう。

私の結論としては、スペックは素晴らしいが、日本のメーカーがスペックを極めようとすると、値段も頂になってしまうのか……というものだった。

3/21追記:Xperia 1 IIの価格判明! 海外版よりも2万以上安い驚きの価格

スペックと評価

項目詳細評価
発売日2020/春以降-
値段(コスパ)海外:1,199ユーロ
(約144000円)3/18追記:123552円(docoomo)
★☆☆☆☆
(悪い意味で)本当にこの値段でいいのか!?
CPU(処理性能)Snapdragon 865★★★★★
現状最高の性能。iPhone11より上
メモリ8GB★★★★☆
十分な容量
バッテリー(電池)4000mAh★★★★☆
バッテリーを増やしたのは大英断!
写真などの保存容量128/256GB★★★★☆
そこそこの容量
画面の綺麗さ有機EL★★★★★
滅茶苦茶綺麗
解像度3840*1644★★★★★
縦長。オンリーワンの特徴なので、評価したい
防塵防水IP68★★★★★
風呂でも使えそう
カメラ(画素)外:1200万
望遠:1200万
広角:1200万
ToF
内:800万
★★★★☆
珍しく撮像素子の大きさが公開されていた。結構期待できるかも!?
オプション・指紋認証
・PS4リモートプレイ
・ワイヤレス充電
・おサイフケータイ
★★★☆☆
顔認証は無いの? でもPS4のリモートプレイは面白そう
★合計50点満点中40点

スペック自体は順当な進化。評価できる

まず、処理性能は現状考えられる最高の物である。もちろんiPhone11より上で、星は5つとした。

しかし、それはある意味最新最高のCPUを使えば当たり前と言える。次の世代からはこのCPUが標準となるわけだし、そろそろ星の基準を見直した方がいいかもしれない。次のiPhone12も間違いなくこの性能と同等か、それ以上の性能だろうからだ。年度をまたぐころには基準を見直そうと思うが、とりあえず2020年2月現在、最高性能としておく。

メモリ(一時的な記憶容量)は8GBと、十分な容量がある。しかし、ライバルとなるAQUOS R5Gは12GBもあると発表されている。その点を考慮して星4つとした。しかし、コレは正直AQUOSがやり過ぎの面がある。普通に考えて8GBもあれば十分である。

バッテリーを増やしたのは大英断!!

Xperiaのこれまでの不満と言えば、第一にバッテリー容量の少なさがあった。この端末の前身であるXperia 1は、3200mAhのバッテリーを備えていた。数値自体は標準的なのだが、基本的にスマホは大画面、高性能になるほど消費電力が上がる。3200mAhでは性能と釣り合わずに少なく感じるという訳だ。

その点、今回のXperia 1 IIは評価できる。バッテリー容量は4000mAhと、ワンランク上げてきた。本来、ハイエンド端末とはこれくらいの容量を備えているべきなのだ。この点はAQUOS R5Gよりも優れていて、こちらは3730mAhと少々不安な容量となっている。

この点は手放しで褒めるしかない。ただし、実際のバッテリーの持ちは使ってみないと分からないことも多い。一先ずは星4つとさせていただいた。

画面の大きさは世界的に見てもオンリーワン。大いに評価する

Xperiaは世界的に見ても珍しい特徴を備えている。それは21:9の滅茶苦茶縦に長い画面比率。この比率の利点は、横に長い映画を画面いっぱいに見られる点だ。普通の端末では、上下に黒い額縁が出来てしまう。

その上パネルには有機ELを採用し、発色も最高に良いと予想できる。有機ELと液晶の違いは、発光の仕方だ。液晶は黒い色でも光ってしまうのに対し、有機ELは光らない。暗い映像を観ると、その差はハッキリとわかる。

AQUOS R5Gは液晶のため、画面の綺麗さではこちらの勝ちだろう。ただし、向こうにはリフレッシュレートが120Hz(画面を1秒間に120回書き換えるということ)という特徴がある。滑らかさでは少々劣るかもしれない。ただし、Xperia 1 IIも90Hzと、標準(普通は60Hz)以上の性能を備えている。決して弱点ではない。

カメラは結構良いかもしれない

この端末には4つもカメラが付いており、標準、望遠、広角、ToFという構成となっている。ToFは最近色々な端末で採用されているが、距離を測るカメラだ。総合的に見てかなり高機能のカメラと言える。

そして画素数だが、ほぼすべて1200万画素と手堅い数値になっている。最近は1億画素を謳うようなスマホも増えているが、基本的に画素数が増えるほど画質は落ちる。詳しい説明は別の記事を読んでほしい。1200万画素は画質にこだわるスマホの多くが採用している数値だ。

そして珍しいことに、このスマホはカメラの撮像素子の大きさが公開されている。画質の良さを決めるのはこの撮像素子の大きさだ。基本的に大きい方が良い。Xperia 1 IIは標準カメラで1/1.7の撮像素子を備えている。撮像素子の大きさは分数で表されることが多いので分かりづらいが、このカメラの撮像素子の大きさは中々だ。元々ソニーのカメラ部品には定評があり、iPhoneにも採用されていた。

まだ撮っていないので確信は持てないが、このカメラはスペック上はかなり期待できる

そして値段が頂を極めてしまった

ここまで褒めに褒めてきたが、その反動が値段に出た。この端末の海外向けの価格は1,199ユーロ(約144000円)だ。いや、日本で出る時は更に高くなる可能性が高い。

AQUOS R5G発表時の嫌な予感が的中してしまった。AQUOS R5Gも性能にはこだわっており、その謳い文句は「新世代の頂を約束する」。その文句に相応しいスペックだったが、私はAQUOS R5Gが値段まで頂を極めてしまうのではないかと不安だった。まだAQUOS R5Gの値段は発表されていない。

そしてソニーのXperia 1 IIだ。この端末はAQUOS R5Gとカタログスペックはほぼ互角と言って良い。その端末が約144000円もする結果となってしまった。

この値付けはないんじゃないか……。やはり、日本のメーカーが頂をとろうとすると、どうしても値段も頂になってしまうのか、とがっかりする結果となってしまった。

これではおそらく中国や韓国の端末にコストパフォーマンスで勝てない。今や世界的なシェアの大半を占めるXiaomi、Oppo、Samsungといった大企業は、ソニーやシャープよりもスペックが上の端末をリリースしているのである。まだ同世代の端末は発表されていないが、性能は間違いなく同等か、あるいはXperiaやAQUOSを超えて来るだろう。しかも値段はとてつもなく安いのだ。

そして忘れてはいけないのがAppleのiPhone。最近のiPhoneは高くなって困るという声も聴くが、実はiPhoneは性能から考えると滅茶苦茶コスパの高い端末である。

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果たしてXperiaは、日本の端末は頂を守ることが出来るのか。正直Xperiaの値段を見た時点であまり期待できないが、続報を待とう。今の所は、間違いなくXperia 1 IIはトップクラスの性能だ。

名前の付け方は何とかしてほしいが。冒頭で言ったことをまた言ってしまった。でもそれくらい気になる。頼むから、iPhoneくらい分かりやすい名前の付け方(性能が上がるほど数値が上がる)をしてくれ……

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  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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