スマホレビュー 2020年発売

RedMagic 5レビュー! 見た目が許容できるなら、最高性能かつ最安の端末

見た目と重さが許容できるなら、最安で最高性能の5G端末となる。

5G対応スマホは高い。Xperia、AQUOSといった有名ブランドが続々と5G対応端末をリリースしているが、どれも値段は10万円を軽く超えている

いくら性能が良くて通信が高速でも、これではおいそれと手を出せない。端末割引も制限された今、最新の5G端末を手に入れるのはかなり敷居が高くなってしまった。

ところが、最高の性能で5Gに対応した端末が、これまでのスマホと変わらない値段で買う方法があるのである。ゲーミングスマホがそれだ。

ゲーミングと言ったら、パソコンでは最も値段の高い種類の端末だが、なぜかスマホの世界ではゲーミング端末は普通のスマホより安い。今回紹介するRedMagic 5も、まさにそんな端末だ。

最高の性能に、最安の価格。重くてデカくて、ピカピカと光るロゴ。そんなありがちなゲーミングスマホの見た目が許容できるなら、RedMagic 5は最高のスマホになる。

スペックと評価

2020年度のスマホの評価基準をもとに作成

項目詳細評価
発売日2020年7月1日-
値段(コスパ)約67000円
(8GB+128GBモデル)
★★★★★
技適を取得したSnapdragon 865端末の中では、おそらく最安
SoC(処理性能)Snapdragon 865
antutu 57万点
★★★★★
現状最高の性能。iPhone 11 Pro Maxより上
メモリ8GB/12GB★★★★☆
8GBとして、星4つ。8GBでも十分大容量
バッテリー(電池)4500mAh
55W急速充電
★★★★☆
大容量。充電速度もかなり早め。
写真などの保存容量128GB
microSD非対応
★★★☆☆
標準的な容量
画面の綺麗さ有機EL
2340*1080
144Hz
★★★★★
ゲーミングスマホにふさわしい高リフレッシュレート
携帯性78.0*168.6*9.8mm
218g
★★☆☆☆
かなりでかいが、実はゲーミングスマホとしては軽め
防塵防水IPX5★★★☆☆
防塵性能はないが、そこそこの防水性能
カメラ(画素数)メイン:6400万
超広角:800万
マクロ:200万
内:800万
★★★☆☆
メインカメラのセンサーにはソニーのIMX686を採用している。暗い場所では4画素を1画素に統合し、明るく映すことが可能。
オプション・DSDS
・NFC
・空冷ファン
・LRボタン
・画面内指紋認証
・保護フィルム
・充電アダプタ
・USB-Cケーブル
★★★☆☆
ゲーミングスマホらしく、LRボタンが搭載されている。ゲームプレイ時に射撃ボタンなどとして割り当てることが可能
★合計50点満点中37点

性能は文句なしの最高。なのに値段は6万円台

まずは基本となる性能から見ていこう。

RedMagic 5は現状最高のSoCを搭載しており、性能はあらゆるスマホの中で最高となる。昨年度のハイエンド端末であるiPhone 11 Pro Maxよりも上だ。

SoC:スマホの処理性能を決める部品。CPUやGPUを一つのチップに纏めて搭載している。System on a Chipの略。

しかし、実はそれはXperiaやAUQOSと言った端末も同じである。各社のフラッグシップ端末は基本的に最高のSoCを搭載しており、性能も変わりない。

だが、RedMagic 5には他社とは大きく違う点がある。それはズバリ、値段だ。

下記は現在発売されている主な5G対応端末の価格である。

製品docomoauSoftBank
Galaxy S20102960円117480円-
Galaxy S20+114840円133280円-
AQUOS R5G111672円129145円129600円
Xperia 1 II123552円133600円-
LG V60 ThinQ118008円-139680円
ZTE Axon 10 Pro 5G--72720円

ほとんどの端末が10万円を超えている。唯一超えていないのはZTE Axon 10 Pro 5Gだけだ(ちなみに、RedMagic 5もAxonと同じZTEの端末)。

そしてRedMagic 5は、それよりもさらに安い67000円である。

RedMagic 5がどれだけコスパが高いかわかっていただけると思う。

さらに、性能に関してもう少し付け加えさせていただくと、RedMagic 5は空冷ファンが内蔵されているため、他の端末よりも高性能を長く維持できるようになっている。

どういうことかというと、スマホはゲームをしていると本体が熱くなり、それによって性能が落ちてしまうのである。

空冷ファンがあることで、本体を強力に冷やすことができ、高性能を長く維持できるというワケである。

ゲームといったらスマホの中では最も時間を使うアプリだ。ゲーミングスマホは長時間のプレイも考慮された設計になっているのである。

技適を取得済みなので、安心して日本で使える

実は、5G対応端末でRedMagic 5並みに安い端末は他にもある。海外で発売されているiQOOやOneplusといった端末がそれだ。

しかし、それらは日本で積極的にお勧めできない理由がある。

それは、技適を取得していないからだ。

日本では技適を取得していないスマホを使用すると、電波法に違反する可能性がある。使用には多少のリスクが付きまとうのである。

それに加えて、基本的に日本での使用を想定していないので、電波に対応していないことも多い。せっかく買った端末が契約している回線で使えなかった場合、目も当てられない事態となる。

それに対して、RedMagic 5はどうか。国内版が正式にリリースされているので、技適をちゃんと取得しているのである。

RedMagic 5は海外端末と同等以上のコスパを有しながら、日本で堂々と使うことが可能なのだ。

電波対応もしっかりしており、docomoとauのプラチナバンドに対応している。

ギリギリ普通のスマホと同じくらいの重さ

安くて高性能、スマホとして抜群のコスパを持つゲーミングスマホだが、普通の人にはなかなかお勧めできない理由がある。

その一つが、デカさと重さだ。最高の性能に空冷ファン、LRボタンなど、ゲームに有利となる機能を詰め込んでいるため、とにかくデカくて重くなるのである。

ゲーミングスマホは250gを超えることも珍しくない。このくらいの重さになると、片手で持つのは辛い方もいるだろう。

それに対して、RedMagic 5はどうか。重さは218gである。

ゲーミングスマホとしてはかなり軽い方と言っていい。

iPhone 11 Pro Maxが226gなので、それよりも軽い。RedMagic 5はギリギリ普通のスマホと同じくらいの重さと言える。

このくらいの重さなら、普通のスマホとして使うことも十分使用可能なレベルだろう。

あとは見た目を許容できるか

さて、ゲーミングスマホにはもう一つ、普通の人にお勧めできない理由がある。

それは、見た目の派手さだ。これに関してはRedMagic 5も多分に漏れず、ゲーミングスマホらしい派手派手な見た目となっている。

まあ、これでも比較的地味なほうだ。たいがいはデカデカとブランドのロゴが裏側に施されており、「僕はゲームが得意ですよ!」と言わんばかりの見た目になっている。

RedMagic 5は「僕、ゲームも得意そうでしょ?」という感じの見た目だ。このスマホを常用するためには、この見た目を許容する必要があるだろう。

どうしても我慢できないなら、透明じゃないケースで覆ってしまうという手もある。シックな見た目のケースにすれば、紳士の皮をかぶったゲーマーに早変わりだ。

これにて弱点は解決。最高の性能に、最高のコスパ。ちょっとデカくて重めの本体。スーツを着て偽装したゲーマーとしての本性。買うしかあるまい。さあ、今すぐ公式サイトにレッツゴーだ

……それにしても、どうしてゲーミング端末とはこうも派手なのだろうか。この見た目のせいで、私は毎回選択肢から外してしまうのだが。

製品をたくさん売るためには、パイの小さいゲーマー向けの見た目にするよりも、パイの大きい一般人向けの見た目にした方が良いと思うのだが。性能は別に変らないんだし。

それとも、これはゲーミングスマホを作る側のこだわりの表れなのだろうか。色とりどりのLEDに魅了されてこそゲーマーということなのか。

私にはわからない。作っている人たちに訊いてみたいものだ。

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

-スマホレビュー, 2020年発売
-, , , , ,

Copyright© 超スマホ批評 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.