スマホ雑記

カメラの画素が多いほど画質が悪い!?知って得するスマホの豆知識

2020年2月13日

あなたはスマホを乗り換えるとき、カメラを重視していないだろうか。さらにカメラでスマホを選ぶとき、画素の多い物を選んでいないだろうか。

その場合、画質の良い物を選んでいるつもりで、実は画質の悪いものを選んでいるかもしれない

画素とは何か?

デジタルな写真を構成する最小単位の色情報の事だ。なんのこっちゃと思うかもしれないが、写真を拡大するとよくわかる。

これは記事のトップにある画像をペイントで拡大したものだ。細かい色の粒があるのが分かると思う。これが写真を構成する最小単位の画素だ。

スマホの紹介に「4000万画素のカメラ搭載!」とか書かれているものは、この細かい粒が4000万個あることを示している。

細かい写真の方が綺麗なんじゃないの?

つまり画素が多いカメラとは、より細かい写真が撮れるカメラと言うことになる。

ここで本題に戻る。多くの人は、画素が多いカメラを搭載したスマホの方が、綺麗な写真が撮れると思って買っているかもしれない。

だが実は、基本的に高画素のカメラの方が写真の画質が悪いのだ。その理由は、スマホのカメラの仕組みにある。

光を取り込む面積が大きいほど綺麗になる

スマホのカメラという物は、レンズを通して光が中に入り、その光を「撮像素子」という物がデジタルな情報に変換して写真になる。

この撮像素子がたくさん光を受けることが出来ると、より多くの情報を取り込むことができ、結果として写真が綺麗になる

光をたくさん受けるためには、より大きい撮像素子が必要となる。あなたも日光浴をするときは、手と足を伸ばして出来るだけ光を受ける面積を増やそうとするだろう。スマホのカメラもそれと同じなのだ。

ところが画素数を増やすと、撮像素子一つ一つが小さくなってしまい、結果的に受ける光の量が減ってしまう。これが画素数が多いカメラほど、基本的に画質が悪い理由だ。

綺麗に撮れるスマホの画素数には限界がある

だったら撮像素子の大きさをそのままにしたまま、画素を増やせばいいんじゃないの、と思うかもしれないが、それは難しい。

御存じの通り、スマホはデジタルカメラに比べて小さい。スマホに大きな撮像素子を搭載しようとしても、本体の大きさに限界があるのだ。

結果的に、画素数を多くしようとすると、撮像素子を小さくすることになってしまう。そして撮像素子を小さくすれば、基本的に画質は落ちる。

1200万画素のiPhone > 4000万画素の格安スマホ

画素が多いほど画質が落ちる証拠の一つに、iPhoneがある。実はiPhoneはとても画素数が少ないことをご存じだろうか。

その画素数は、最新のiPhone11であってもたったの1200万画素

実はそこら辺の格安スマホよりも少なかったりする。だが、写真を撮り比べれば、画質の差は一目瞭然だ。iPhone11の方が圧倒的に綺麗に撮れる。

これはiPhone11が画素数という見栄えのいい数値よりも、実際の写真の綺麗さにこだわった結果だ。画質にこだわれば、基本的に画素数は減る(撮像素子が大きくなる)のだ。

画素数だけでは決まらないスマホのカメラ性能

「じゃあ画素数の少ないカメラを選べばいいんだね!」と思うかもしれないが、待ってほしい。それだけではカメラの性能が決まらないのが、スマホの難しい所なのだ。

まず一つに、スマホ側の処理による画像の補正がある。スマホには高性能のCPUが搭載されている。その力により、写真をワンランク上の画質に補正を行っていたりするのだ。

iPhoneなどの高性能な端末の写真が軒並み綺麗なのも、このスマホ本体による写真の補正がより強力にかかっているからである。

大きなレンズを搭載したデジタルカメラにハードウェアでは敵わないが、代わりにスマホは高性能なソフトウェアで対抗しようという訳だ。

二つ目に、レンズの明るさの差がある。明るいレンズを搭載しているスマホほど、夜でも明るく写真を撮ることが出来る。スマホによって夜の写真の出来に大きく差が出るのはこのためだ。スマホの仕様書を読むと、「F1.7」とか「F2.2」と書かれているのがレンズの明るさだ。数値が小さいほど明るい。

三つめは、撮像素子その物の精度向上だ。基本的に機械は新しいものほど高性能になる。ガラケー時代にも1200万画素のカメラはあったが、今のiPhone11の1200万画素のほうが綺麗、という訳だ。

使ってみないとわからないカメラ性能

結局の所、スマホのカメラ性能は使ってみないと分からないことが多い。

ここまで読ませておいてその結論は無いだろ、と思った方には申し訳ない。

だが私としては、高画素を売り文句にカメラ性能で売ろうとするスマホに騙されて欲しくなくてこの記事を書いた。

この記事を書いている途中もGalaxy S20が発表されたが、そのカメラの画素数はなんと「1億画素」

桁が違う。また途方もないスマホをサムスンは作ったものだ。

だが、ここまで読んだあなたならもうお分かりだろう。いくら画素数が多くとも、実際に綺麗に撮れるとは限らない。実際の発売を冷静に待とう。

 

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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