スマホレビュー 2020年発売

OPPO Find X2 Proの価格発表! 海外価格より5万円以上安い。気合の踏み込み

やけくそのようなハイスペック端末が、海外より5万円以上安い価格で発売される。OPPO気合の踏み込みである。

日本で第5世代移動通信システム、いわゆる5Gがスタートして数ヶ月経った。

それと同時に5G対応スマホも発売されたわけだが、どれもこれも高性能ではあるのだが、そのせいで価格まで頂を極めてしまうという状態になっていた。

定額給付金を全額使いきっても買えないというのは尋常ではない。そんな事情もあり、5G対応スマホを持っている人は全く見かけないのが現状だ。

そんな状況を見越していたのか、auをはじめとするキャリアは隠し玉を用意していた。性能や仕様を公表しながら、値段が発表されていない端末があったのだ。

そしてとうとう発表されたのがauのOPPO Find X2 Proである。この端末はほぼ同時に発表されたSoftBankのOPPO Reno3 5Gとは違い、正真正銘のハイエンドスマホだ。

しかも値段は、XperiaやAQUOSよりも一回り以上安い92040円。実はこれ、海外価格からも5万円以上の安売りとなっている。

OPPO気合の踏み込みである。

スペックと評価

2020年度のスマホの評価基準をもとに作成

項目詳細評価
発売日2020/7/22-
値段(コスパ)92040円(税込)★★★★☆
海外価格が約147000円なのに、日本は税込みで10万円を切る。気合の踏み込み。
SoC(処理性能)Snapdragon 865★★★★★
ハイエンド中のハイエンド。iPhone11より上
メモリ12GB★★★★★
大大容量。AQUOS R5Gと同等
バッテリー(電池)4200mAh
65W超高速充電
ワイヤレス充電なし
★★★★☆
大容量。ワイヤレス充電はないが、充電速度はかなり早い
写真などの保存容量512GB
SDカード無し
★★★★★
バカみたいに大容量。SDカードスロットが無いが、そもそも必要ないだろう
画面の綺麗さ有機EL
3168*1440
120Hz
★★★★★
パネル、リフレッシュレート、解像度すべてにおいて文句のつけどころがない。
携帯性74.0*165.0*9.5mm(オレンジ)
200g(オレンジ)
★★☆☆☆
色によって素材が違うため、重さや厚みが違う。オレンジの方が厚いが軽い。ブラックの方が薄いが重い。
防塵防水IP68★★★★★
風呂でも使えそう
カメラ(画素数)広角:4800万
超広角:1200万
望遠:1300万
内:3200万
★★★★☆
スマホの格付けで世界一を獲得。機能的にも十分
オプション・指紋認証
・顔認証
・NFC
・ケース
・保護フィルム
・イヤホン
・充電アダプタ
・USB-Cケーブル
・5G(Sub6)
★★★★☆
おサイフケータイはないが、付属品は充実。
★合計50点満点中43点

やけくそのようなハイスペック

ではOPPO Find X2 Proのスペックを解説しよう。

この端末の性能は、OPPOがやけくそになったかのような滅茶苦茶なハイスペックになっている。

まずSoCは現状最高のSnapdragon 865。iPhone 11 Pro Maxよりも上である。

メモリはそこらへんのパソコンよりも多い12ギガ。AQUOS R5Gも同じ容量だが、あちらとは価格でかなりの差がある。

バッテリーは大容量の4200mAh。この容量はXperia 1 II、AQUOS R5G、Galaxy S20よりも多い。おまけに65Wの超高速充電が可能だ。

保存容量はバカみたいに多い512ギガ。なんとAQUOS R5Gの2倍、Xperia 1 IIとGalaxy S20の4倍である。こんなに必要なのかと思うが、まあ保存容量は多いに越したことはない。

画面は有機EL・超高解像度・一秒間に120回の画面書き換えという限界を極めたような構成になっている。Xperia 1 IIは画面書き換えが1秒間に90回だったり、AQUOS R5Gはパネルが液晶だったりするので、ここまで豪華な仕様の画面はほとんどない。

カメラはDxOMarkというカメラの格付けを行っているサイトで、なんと世界一位を獲得した。ただし、これは発表時のランクで、現在はHuawei P40 Proが1位を獲得している。2位も同じくHuaweiのHonor 30 Pro +だ。だが、HuaweiのスマホはGoogleが使えないという決定的な弱点を抱えているので、実際に使えるスマホではOPPO Find X2 Proがいまだに1位と言っていい。

と、述べればキリがないほどハイスペックな端末となっている。

少し話がそれるが、子供のころの私は、ミニ四駆を作るときに「すべてを最高のパーツにすれば、それが最高のミニ四駆だ!」と考えるほど初心でバカな思想を持っていた。

もちろんそんなことは1ミリもあり得ないのだが、OPPO Find X2 Proも、OPPOが似たような思想をもって作ったとしか思えない仕様になっている。だが、スマホにおいてはこの思想は案外間違っていないのかもしれない。

同じ5G対応端末のAQUOS R5Gが「新世代の頂を約束する」と謳っていたが、その言葉はこのスマホにこそふさわしい。あっちは値段だけ頂を極めてしまったが、OPPO Find X2 Proは性能が頂の上に、価格は10万円以下だ。

本当の頂点とはこういうものだ、とOPPOが言外に述べているようだ。もちろん私の想像であって、OPPO公式がそんなことを言っているわけではないが。

一見高価な端末だが、海外価格より5万円以上安くなっている

さて、スペックがめちゃくちゃなのはわかってもらえたと思うが、これだけ詰め込んでいるだけあって、価格は92040円と高価だ。

だが、私はこの価格をあまり高いと思わない。なぜかというと、この日本版の価格は海外価格より5万円以上安くなっているからである。

OPPO Find X2 Proの海外価格は1199ユーロ。日本円にするとなんと147000円である。海外では性能に見合うクソ高い値段がつけられているのだ。

それが日本では92040円である。めちゃくちゃ安いと思わないだろうか。

どうしてこんなに安いのか。OPPOの人間でもauの人間でもない私には想像するしかできないが、おそらくOPPOの日本市場における意気込みの表れと、auの5G戦略が合わさってこの価格になったのではないかと思う。

まずOPPOは以前から日本市場に意欲的で、高性能なスマホを大胆な価格で投入してきた実績がある。2019年10月に発売されたOPPO Reno Aは、そこそこの性能・防塵防水・有機EL・おサイフケータイと日本人のツボをついた仕様でありながら、価格は37000円と競争力のある値付けだった。

あれは意地でも日本市場に食い込んでやるというOPPOの意思が垣間見えたのだが、OPPO Find X2 Proにも似たような意思を感じる。

そしてauだが、5G基盤を2024年までに全国で93.2%展開するという目標があり、そのためにはスマホも大いに売っていかなければならない。しかし、5G対応の要であるSoC(Snapdragon 865)は高価なため、スマホもどうしても高くなってしまう事情があった。

参考:第5世代移動通信システム(5G)の導入のための 特定基地局の開設計画の認定

なんとかこれまでと変わらない価格で5Gスマホを展開させたいが、なかなかいいメーカーが見つからない……というところに、OPPOが日本市場に食い込みたい、という思惑が一致したのではないかと想像する。

晴れて超ハイスペック端末OPPO Find X2 Proは、手に取りやすい価格で日本市場に登場した……というワケだ。

OPPOの気合の踏み込みであるOPPO Find X2 Pro。auと契約していて、スマホ乗り換えを考えている方は、是非購入を検討してはいかがだろうか。

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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