とにかく安いスマホに乗り換えたい。ゲームとかはあんまりしなくていいから、電池が長持ちしてほしい。ついでにカメラも良ければ最高だ。そんな人におすすめするのがこの「Oppo A5 2020」だ。
Oppoというと、2019年10月に「Oppo Reno A」という3万円台でコスパ抜群の端末を出した。A5 2020はそれよりも安い端末となるが、単なる下位互換ではない。しっかり個性のある端末となっている。
スペックと評価
項目 | 詳細 | 評価 |
発売日 | 2019/11/1 | - |
値段(コスパ) | 約28000円 | ★★★☆☆ そこそこのコスパ。回線と同時契約だと割引で滅茶苦茶安くなる。 |
CPU(処理性能) | Snapdragon 665 | ★★☆☆☆ 同価格帯、同時期のスマホと大差ない。ただし、それらより世代が新しいので少しだけ性能がいい |
メモリ | 4GB | ★★★☆☆ 必要十分 |
バッテリー(電池) | 5000mAh | ★★★★★ これほど大容量の端末は高級スマホでもなかなかない |
写真などの保存容量 | 64GB | ★★★☆☆ 高級スマホと遜色なし |
画面の綺麗さ | 液晶 | ★★★☆☆ 普通。ベゼルが狭いので画面は大きい。 |
解像度 | 1600x720 | ★★☆☆☆ 解像度が低い。目を近づけると画素をはっきり認識できる |
防塵防水 | なし | ☆☆☆☆☆ ない。残念。 |
カメラ(画素) | 外:1200万 広角:800万 内:1600万 | ★★★★☆ レンズが4つもついてる。広角撮影とポートレート撮影も可能。手振れ補正もあり。この価格帯としてはなかなか |
オプション | ・指紋認証 ・顔認証 ・保護フィルム ・イヤホン ・アダプタ | ★★★★☆ この値段でおサイフケータイを求めるのは酷か |
★合計 | 50点満点中 | 29点 |
そこそこの処理性能
処理性能は値段なりといったところ。しかし、それでもこれより値段が高いAQUOS sense3やXperia 8よりも性能は僅かに上だ。つまり、普段使いには問題ない。3Dゲームはちょっと厳しい。
大大大容量のバッテリー
この端末はなんと5000mAhもバッテリーを積んでいる。最近のスマホがほぼ3000mAh台だということを考えると、どれくらい大容量かわかるだろう。この端末にモバイルバッテリーは必要ない。
値段以上のカメラ
このスマホは何と4つも外側にカメラがある。そのおかげで超広角撮影、ポートレート撮影、手振れ補正など、非常に高機能となっている。ハッキリ言ってカメラは上位機種のOppo Reno Aより上だ。これは本当に2万円台のスマホなのか。
豊富な同梱品
最初から保護フィルムが貼ってあり、ケースもついている。アダプタとイヤホンもついている。当たり前かと思うかもしれないが、格安スマホにはアダプタすらついていないものもある。Oppoは非常に気前のいい会社だ。
残念な点
画面の解像度が低い。これに尽きる。フルHDの動画は見ることが出来ない。ここはバッテリーとカメラが良い代わりの妥協点か。
指紋認証がついているが、本体裏側なのが残念だ。テーブルに置いた状態だと指紋認証で解除することは出来ない。顔認証がスムーズなのでそれほど不便ではないかもしれないが。
こんな人におすすめ
スマホの性能はネットとSNSが使えれば十分。後は電池が長持ちして、カメラが良ければ最高という人にお勧めだ。たったの28000円で最高の使い心地を体験できる。回線と同時契約なら10000円以下で手に入れることも可能だろう。
まだスマホを使ったことがない、という親御さんや年配の方にプレゼントするのもいいかもしれない。
購入先
この端末はSIMフリー端末だ。ヨドバシカメラといった家電量販店で購入可能だが、どさくさに紛れて回線契約を結ばされるなんてこともあるかもしれない。下記の商品は通信契約も必要ない。安心して購入してほしい。