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Oneplus 8発表! 今はOneplus 7Tを買った方がいい。

2020年4月17日

ハイエンドにして格安のブランド。知る人ぞ知るOneplusの最新5G対応端末が発表された。

Oneplusと言えば、最高のSoCを搭載していながら、値段は5万円台からという高コスパが売りのブランドだ。他社の5G対応端末が軒並み10万円を超える高価格の中、果たしてOneplusはどう出るのか。

結論から言うと、5G対応端末になるとOneplusですらコスパが悪くなってしまった。今買うなら、前機種であるOneplus 7Tを買った方がいい

スペックと評価

2020年度のスマホの評価基準をもとに作成

項目詳細評価
発売日2020/4/29-
値段(コスパ)699ドル(75000円)★★★☆☆
Oneplus 7Tの方がコスパがいい
SoC(処理性能)Snapdragon 865
antutu 56万点
★★★★★
ハイエンド中のハイエンド。iPhone11より上+F298
メモリ8GB
LPDDR4X
★★★★☆
大容量。5Gスマホに相応しい容量
バッテリー(電池)4300mAh
30W高速充電
ワイヤレス充電なし
★★★★☆
大容量。5Gスマホの中でも多め
写真などの保存容量・128GB★★★☆☆
十分な容量
画面の綺麗さ・有機EL
・90Hz
・2400*1080
★★★★☆
解像度はそれほど高くないが、美麗かつ滑らか
携帯性・72.9*160.2*8.0
・180g
★★★☆☆
2020年現在、標準的なサイズ。日本人が片手操作するのは厳しいかもしれない
防塵防水なし☆☆☆☆☆
なし。上位機種のOneplus 8 ProはIP68
カメラ(画素数)標準:4800万
超広角:1600万
マクロ:200万
内:1600万
★★★☆☆
センサーはソニーのIMX586。Oneplus 7 Proと同じ。レンズの明るさはOneplus 7Tより落ちた。望遠レンズもついていない
オプション・画面内指紋認証
・顔認証
・NFC
・画面保護フィルム
・充電アダプタ
・USB-Cケーブル
★★★☆☆
Oneplus 8 Proと違い、ケースが付属していない
★合計50点満点中32点

最高の処理性能だが、そのせいでコスパが悪い

Oneplus 8は現在最高の処理性能を誇るSnapdragon 865が搭載されている。そしてこのSoCは、5Gに対応したチップとなっている。

SoC:スマホの処理性能を決める部品。CPUやGPUを一つのチップに纏めて搭載している。System on a Chipの略。

基本的にAndroidの5G対応端末は全てこのSoCを搭載しており、性能もほぼ同じだ。Galaxy S20、AQUOS R5G、Xperia 1 IIと、どれもベンチマークソフトで性能を測ると約56万点となる。

これらの端末に共通して言えることは、値段がめちゃくちゃ高いということだ。Galaxy S20は約10万、AQUOS R5Gは約11万、Xperia 1 IIは約12万もする。

そして同じSoCを搭載するOneplus 8も、日本円にして約7万5千円と、Oneplusらしからぬ高価格となっている。それでも他社と比べて圧倒的に安いので、欲しくなる人がいるかもしれない。

だが、待ってほしい。コストパフォーマンスで選ぶなら、もっといい選択肢がある。

使えない5Gよりも、使える4G端末の方がいい

あなたも良くご存知のように、日本では5Gがスタートしてまだ日が浅い。

そのため、5Gが使えるエリアは非常に限られている。そしてこの状況は、しばらく続く

総務省の資料によると、docomoとauは2024年までに全国で9割をカバーすることを目指している。つまり、それまでは5G端末はコスパの悪い4G端末にしかならないのである。

参考:第5世代移動通信システム(5G)の導入のための 特定基地局の開設計画の認定

今5G端末を買うのは全く得策ではない。今最もコスパのいい4G端末を買い、5Gのエリアが広がってきたころに5G端末に乗り換えた方がいい。そのころには、5G端末の値段も落ち着いているはずだ。

そして今最もコスパのいい4G端末となると、例えばOneplus 7Tとなるわけである。

実はOneplus 7TとOneplus 8は性能にそれほど差が無い。ベンチマークソフトではOneplus 7Tは約50万点となり、たったの7万点の差しかない。この程度の性能差だと、使用していて違いを感じることはほとんどないはずだ。

そしてOneplus 7TはAmazonでたったの56000円である。iPhone 11にも匹敵する高性能端末が、約2万円も安く手に入るのだ。

今Oneplus 8を買うくらいなら、私は断然Oneplus 7Tをお勧めする。

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上位機種はさらにコスパが悪い

Oneplus 8は同時に上位機種であるOneplus 8 Proが発表されている。そしてこの端末は、Oneplus 8よりもさらにコスパが悪くなっている。

上位機種とはいえOneplus 8 Proは性能には差が無く、主な違いはカメラや画面周りとなる。上位機種の方がより高性能なセンサーを搭載しており、画面解像度も3168*1440と大幅に広くなっている。

あとはIP68の防水に対応しているとか、ワイヤレス充電に対応しているといった細かいところだ。

それほど大きな違いではないが、値段は2万円以上あがり、約97000円となる。

ここまで高価になってしまうと、もはやOneplusを選ぶ意味がほとんどなくなってしまう。高いコスパが売りの端末だったのに、他社の5G端末と全く値段が変わらなくなってしまった。

ただでさえ技適を取得していないといったリスクがあるのに、わざわざ日本では無名なブランドを海外から取り寄せるなど、よっぽどのガジェットオタクしかやりたくないだろう。

少々がっかり感が残る

2019年はOneplusやRealmeといった、ハイエンドの性能を持ちながら値段は格安のスマホがバンバン出る、という非常に熱い年だった。

当然2020年のこれらの端末にも期待していたわけだが、蓋を開けてみるとOneplusですら10万円近い価格になるという、少々がっかりする結果となってしまった。

やはり、5Gはスマホも回線も高くつく。今はまだ手を出す時ではないと確信を強めてしまった。

ほんのわずかの望みが残っているとすれば、まだ値段の発表されていないOPPO Find X2 Proが予想外の低価格で出るか、Snapdragon 765搭載のスマホが高コスパであることのみだ。

auによるとOPPO Find X2 Proは競争力のある価格で調整しているというし、SoftBankもOPPO Reno 3 5Gを隠し玉として残している。

5G端末を買う決断をするのは、これらの端末の価格が判明してからでも遅くない。5G端末が欲しい人は、しばらくは辛抱することをお勧めする。

 

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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