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Galaxy S20シリーズ発表レビュー!S20はコスパが高いが、Ultraは微妙

2020年2月29日

最近、AQUOS R5G、Xperia 1 IIと、各社の次世代スマホが次々と発表されている。

そして韓国のSamsungからは、満を持してGalaxy S20シリーズが発表された。

果たしてGalaxy S20はライバルの機種と比べてどうなのか?

カタログスペックから読み取った私の結論はこうだ。

Galaxy S20はライバル機と比べて遥かにコスパが高い。半面、上位機種のS20+、Ultraのコスパは微妙だ。

下記は基本となるGalaxy S20のカタログスペックと解説だ。

スペックと評価

項目詳細評価
発売日2020/3/6(海外)-
値段(コスパ)3/18修正:102960円(docomo)★★★☆☆
Xperia 1 IIと比べてコスパが高い
CPU(処理性能)Snapdragon 865★★★★★
現状最高の性能。iPhone11より上
メモリ8GB★★★★☆
十分な容量
バッテリー(電池)4000mAh★★★★☆
大容量。Xperia 1 IIと同等
写真などの保存容量128GB★★★★☆
そこそこの容量
画面の綺麗さ有機EL★★★★★
滅茶苦茶綺麗
解像度3200*1440★★★★★
画面の広さではXperia 1 IIに劣る。ただし、リフレッシュレートは勝る(120Hz)
防塵防水IP68★★★★★
風呂でも使えそう
カメラ(画素)外:1200万
望遠:6800万
広角:1200万
内:1000万
★★★★☆
画質は期待できる。だが、他社のフラッグシップと違ってToFがない
オプション・顔認証
・指紋認証
・ワイヤレス充電
・おサイフケータイ(日本版のみ)
★★★★☆
オプションの充実ぶりは流石。おそらくケースと保護フィルムもついてくる
★合計50点満点中43点

現状最高の処理性能。ライバルとは同等

処理性能は現状考えられる最高のCPUを載せている。現在販売されている中で最高性能のiPhone11よりも上だ

ただし、それはライバルのAQUOS R5G、Xperia 1 IIも同じだ。同じCPUを搭載しているのだから当然と言える。Xperia 1 IIのときも言及したが、今後はこの性能が標準となるだろう。

まだiPhone12の性能が確定していない(そしておそらくGalaxy S20を超えてくる)こともあり、発売後は評価を見直す可能性がある。とりあえず今は星5つとした。

その他の性能もライバルと同等以上。決定的な違いは、コストパフォーマンス

メモリ、バッテリー、写真などの保存容量……総合的に見て、ライバルのXperia 1 IIやAQUOS R5Gと同等だ。

メモリに関してはAQUOS R5Gが12GBで、Galaxy S20とXperia 1 II(8GB)より頭一つ抜けて多い。

バッテリーに関してはGalaxy S20とXperia 1 IIがともに4000mAhでAQUOS R5G(3730mAh)にわずかに勝る。

画面の綺麗さに関してはそれぞれ特徴が違っており、どれが一番かは決め辛い。好みの違いで選ぶと良いだろう。Xperia 1 IIは最も解像度が高く、横に長い映画を画面いっぱいで楽しめる。

Galaxy S20はベゼル(額縁)のほとんどない画面が特徴で、有機ELの美しいパネルに加えてリフレッシュレートが120Hz(画面を1秒間に120回書き換える)という特徴がある。AQUOS R5Gもリフレッシュレートが120Hzとなっており、滑らかな画面表示が可能だが、こちらは液晶となっている。液晶と有機ELの違いについて知りたい方は、こちらの記事で解説している。

カメラに関しても、カタログスペックではXperia 1 II、AQUOS R5Gとほぼ同じと感じた。メインカメラの解像度もほぼすべて1200万画素となっており、手堅いと思う。

しかもXperia 1 IIとGalaxy S20については内部の撮像素子の大きさが公開されており、どちらも大きめの部品を使っているようだ(基本的に撮像素子が大きい方が画質がいい)。数値上はわずかにXperia 1 IIの方が上か。さらに、Galaxy S20にはToFカメラがない。ToFは距離を測るカメラで、ぼかしを演出するときなどに使われる。GalaxyはS20+、Ultraの上位機種のみToFがつくようだ

ここまでほぼ互角の展開だったが、一つ大きな違いがある。それはコストパフォーマンスの高さだ。Xperia 1 IIは素晴らしいスペックの端末だが、海外版の値段が約144000円と頂を突き抜けてしまっていた(しかも、日本版はこれより高くなる可能性もある)。AQUOS R5Gはまだ値段が発表されてないが、公式で「新時代の頂を約束する」と謳っていることもあり、値段まで頂になる可能性が高い

そこへ来てこのGalaxy S20はどうだ。グローバル版999ドルと発表されている。日本円にすると、約110000円だ。やはり、コストパフォーマンスではGalaxyが一歩抜きんでていると言って良い。

ただし、日本版はおサイフケータイがつくなど、仕様が違うこともあり、値段が少々高くなるかもれしれない。まだXperia 1 IIとAQUOS R5Gがコスパで同等となる可能性はある

上位機種のS20+とUltraはコスパが悪い。

と、ここまではあくまで基本となるGalaxy S20のスペックで話を進めてきた

しかし、この端末には上位機種となるS20+とUltraがある。果たしてこれらはどうなのか

ハッキリ言うが、上位機種になるとコスパが悪いと言わざるを得ない。下記がGalaxy S20 Ultraのカタログスペックと解説だ。S20と違う点は背景の色を変えている。

項目詳細評価
発売日2020/3/6(海外)-
値段(コスパ)約15~16万円★☆☆☆☆
大して変わってないのに高すぎ。でもXperia 1 IIより多少マシかも
CPU(処理性能)Snapdragon 865★★★★★
S20と同じ
メモリ12GB★★★★★
AQUOS R5Gと同等まで増えた
バッテリー(電池)5000mAh★★★★★
最大級の容量
写真などの保存容量128GB★★★★☆
S20と同じ
画面の綺麗さ有機EL★★★★★
S20と同じ
解像度3200*1440★★★★★
解像度は変わっていないが、本体のサイズが違う。大分でかくなって、本体も重くなった。ハッキリ言ってマイナス点ではないだろうか
防塵防水IP68★★★★★
S20と同じ
カメラ(画素)外:1億800万
望遠:4800万
広角:1200万
ToF
内:4000万
★★★★☆
おそらくもっともS20と違う点。だが、果たして本当に綺麗に撮れるのか?
オプション・顔認証
・指紋認証
・ワイヤレス充電
・おサイフケータイ(日本版のみ)
★★★★☆
S20と同じ
★合計50点満点中43点

Ultraになって変わった点について

まず、値段は大きく上がった。約11万円から、約15万円以上への値上がりとなる。つまり4万円以上は違う訳だが、問題はUltraになって変わった点に4万円以上の価値があるかどうかだ

まず、メモリは8GBから12GBへと大増量となった。これでAQUOS R5Gと同等となった訳だが、果たしてこんなに必要なのか? あればあるほど良いのは間違いないが、普通に使う分には全く困らないはずだ。同時に重いゲームを複数立ち上げるなどしない限り、12GBなど必要ないと感じる。

バッテリーは4000mAhから5000mAhへと増えた。まあ単純なスペックアップだが、数万円も上がるなら6000mAhは欲しいと感じる。一応言っておくと4000mAhでもスマホの中ではかなりの大容量である。

そして解像度は変わっていないが、本体の大きさは6.2インチから6.9インチから大きく変わっている。ハッキリ言ってこれはマイナス点ではないだろうか。日本人は元々手が小さく、大きなスマホを敬遠する傾向がある。6.9インチはちょっとでかすぎる。しかも本体が大きくなったことで、重さは163グラムから220グラムへと大増量となってしまった。散々重い重いと言われたiPhone11よりもずっと重い。減点しようか迷うくらいの変化だ。

そして、Ultraになって最も大きな違いと言えるのが、カメラの画素数だ。メインカメラの画素数は、なんと1億800万画素。桁が違う。

多くの人はそれを聞いて「おおっ、それだけ高精細なら、さぞ綺麗な写真が撮れるんだろう」と思うかもしれないが、私の見解は違う。スマホのカメラに1億を超える画素数を載せても無意味なのだ。かえって画質が落ちる可能性が高い。詳しい説明は下記の記事を読んでほしい。

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まあ使ってみないと本当の実力は分からないが、仮に私が危惧している通りメインカメラの1億画素に意味がないとしたら、Galaxy S20 Ultraの価値とは一体何になる? ほんのわずかのスペックアップと、ぼかしに使えるToFカメラだけということになる。

果たしてこれに、4万円の価値があると言えるのか? 私は全く心惹かれない。

まあ、本体の写真を見る限り、Ultraのカメラ部位はS20と比べてかなり大きいようだ。これが撮像素子の大きさに反映されているなら、期待通りのスペックになる可能性はある。まだ画質が悪いと決まったわけではないので、そこは注意してほしい

ちなみに、S20とUltraの間になるS20+はほんのちょっとのスペックアップと、あとはToFカメラが付いただけとなる。それで15000円ほど値上がりする。ポートレート撮影がどうしてもしたいという人だけの選択肢と言っていい。

それでもやっぱり良い端末

ちょっとUltraについては文句を言ったが、それでも総合的に見てカタログスペック上は圧倒的に良い端末だと思う。1億画素のカメラも使ってみると本当にキレイかもしれないし、なにより値段はXperia 1 IIと大して変わらない。Xperia 1 IIと同じお金が出せるなら断然選択肢に入れていい端末だと思う。

もちろん、基本となるGalaxy S20はそれらより圧倒的にコスパがいい。大半の人はこれで満足できるはずだ。

このブログでは同時期に発表されたXperia 1 IIAQUOS R5Gのレビューも載せている。比較対象として参考にしてみてほしい。

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  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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