スマホレビュー 2020年発売

iQOO Neo3 5Gレビュー! 日本で出たら他の5G端末は全部死ぬ。

日本で出たら他の5G端末は全部死ぬ

5G端末は高い。AQUOS R5G、Xperia 1 II、Galaxy S20……日本でおなじみの端末はすべて10万円を超えている。

原因は心臓部の部品のコストにあるようだ。5Gに対応した最新のSoCはとびぬけて高く、スマホ自体も高くならざるを得ないというわけである。

今回紹介するスマホであるiQOO Neo3 5G(アイク―ネオスリーファイブジー)も同じ部品を使っている。つまり、値段は高くなるはずなのだが……

その値段は、なんと日本円で41000円

どういうことだ!? Snapdragon865は高価なんじゃなかったのか!? どんなマジックを使ったんだ!? それとも私はメーカーに騙されていたのか!?

真相は闇の中だ。だが、一つだけ分かることがある。

iQOO Neo3 5G、おめえがナンバーワンだ

スペックと評価

2020年度のスマホの評価基準をもとに作成

項目詳細評価
発売日2020年4月(中国)-
値段(コスパ)2698元(41000円)★★★★★
Snapdragon 865は高いんじゃなかったんですかー!?
SoC(処理性能)Snapdragon 865
antutu 57万点
★★★★★
現状最高の性能。iPhone 11 Pro Maxより上
メモリ6GB/8GB/12GB★★★☆☆
6GBだとして、標準的な容量
バッテリー(電池)4500mAh
44W急速充電
★★★★☆
大容量。充電速度もかなり早い
写真などの保存容量128GB/256GB
MicroSD非対応
★★★☆☆
128GBだとして、標準的な容量
画面の綺麗さIPS液晶
2408*1080
144Hz
★★★★☆
パネル、解像度ともに普通だが、リフレッシュレートがめちゃくちゃ高い
携帯性75.55*163.71*8.93mm
198.8g
★★☆☆☆
結構でかくて重い
防塵防水なし☆☆☆☆☆
中華端末は非対応の物が多い
カメラ(画素数)メイン:4800万
超広角:800万
マクロ:200万
内:1600万
★★★☆☆
三眼構成。メインカメラのセンサーはソニーのIMX586
オプション・NFC
・TPUケース
・充電アダプタ
・USB-Cケーブル
★★★☆☆
日本でも使える44Wの急速充電アダプタが付属。
★合計50点満点中32点

性能はトップクラスなのに、値段は4G端末と比べても安い

まず処理性能を解説しよう。

iQOO Neo3 5Gには現状最高のSoCが搭載されており、その性能はiPhone11 Pro Maxよりも上である。

SoC:スマホの処理性能を決める部品。CPUやGPUを一つのチップに纏めて搭載している。System on a Chipの略。

ただし、これは他の5G対応端末も同様だ。基本的に同じSoCを使っていれば、性能もほぼ同じとなる。つまり、性能自体は特筆すべきものではない。

問題は値段である

下記のように、5G対応端末は軒並み10万円を超えている。

製品docomoauSoftBank
Galaxy S20102960円117480円-
Galaxy S20+114840円133280円-
AQUOS R5G111672円129145円129600円
Xperia 1 II123552円133600円-
LG V60 ThinQ118008円-139680円
ZTE Axon 10 Pro 5G--89280円

 

それに対し、iQOO Neo3 5Gは、現地価格で2698元(約41000円である。

安いなんてもんじゃない。こんなのは格安スマホの値段である。5Gスマホどころか、並みの4Gスマホよりも安い。それなのに、性能はトップクラスに高いのだ。

一体この価格はどういうことだろう。Snapdragon 865は高価で、そのため5G端末は高くせざるを得ないと思っていたのだが。

この値段を見ると、iQOO Neo3 5G以外のスマホが、示しあってユーザーを騙しているようにさえ見えてしまう(もちろんそんなことはないだろうが)。

なんにせよこの値段は尋常じゃない。こんなスマホが日本にやってきたら、ほかの5Gスマホはあっという間に駆逐されてしまうのではないだろうか。

そのほかのスペックもレベルが高い

処理性能の高さに隠れてしまっているが、そのほかのスペックもレベルが高い。

最低構成でもメモリ6ギガ・バッテリー4500mAH・保存容量128ギガとなっている。

値段を考えれば、これらも十分コスパが高い。

ただし、処理性能以外は決してトップクラスというわけではない。

10万円をこえる5G端末は基本的にこれらすべての項目で上回っているし、3万円程度のミドルクラスのスマホであっても、iQOO Neo3 5Gと同等以上のスマホは存在する。

やはり処理性能あってこそのコスパと言えるだろう。

それでも積極的に購入はおすすめしない

ここまでiQOO Neo3 5Gは素晴らしいスマホと語ってきたが、それでも私はこの端末の購入を積極的におすすめしない

まず第一に、このスマホは日本で発売されていないため、技適に対応していない。日本で使うと電波法に違反する可能性がある。

第二に、このスマホはGoogle Playが初期状態でインストールされていない。あとから手動で入れる必要がある。Huaweiの端末と違って手順は簡単なのだが、それでも標準機能でGoogle Playが入っていない端末を勧める気にはなれない。

第三に、日本語を使用することができるのだが、一部の機能が中国語で表示されてしまう。やはりメニューの一部が中国語のままなのは抵抗がある。うっかり触った機能が、個人情報を提供するようなメニューだったら、なおのこと嫌になる。

以上がお勧めしない理由だ。逆に言うと、上記の理由を許容できる方には、お勧めできる端末ということになる。

何と言っても4万円台から買える最高性能の5G対応端末だ。買う際にもAliExpressや中国語のvivoオフィシャルサイトを使用するというハードルがあるが、上記の理由を許容できる方なら問題ないだろう。

日本で発売される際には高くなる?

さて、iQOO Neo3 5Gがどれだけコスパの高い端末かわかっていただけたと思う。

しかし、ここまで読んだあなたは不思議に思っているのではないだろうか? なぜiQOO Neo3 5Gをはじめとする海外端末は、日本で発売されているスマホよりも安いのか、と。

理由の一つは技適の取得だ。技適の取得には試験を受ける必要があり、そのための期間やコストが必要になる。基本的に価格に上乗せされるため、スマホは高くなる。

二つ目は、日本の周波数(バンド帯)への対応だ。実はスマホ電波周波数は国によって違っており、電波を受け取るための機能が必要になる。

これらのコストがかかるため、日本で出す際にはある程度値段を上乗せされるのが普通である。

iQOO Neo3 5Gのコスパも、中国での発売だからこそ安くできるというわけだ。もしiQOO Neo3 5Gが日本で発売されるとしても、中国と同じ値段だとは考えない方が良い。

とはいえ、元の値段が41000円なら、多少コストを上乗せされたとしても、値段は競争力のあるものになるだろう。

いつかvivo(iQOO Neo3 5Gのメーカー)が日本に上陸する日を楽しみにしたい。

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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