スマホレビュー 2019年発売

arrows M05レビュー! 4年前からタイムスリップしてきたのか?

2020年2月26日

「このスマホは4年前のスマホかな。……え? 3か月前に発売されたばかり?

最近のスマホは高い。端末割引が制限されてしまった今、高級スマホを買うのは躊躇する。

そこで気になるのが3~4万円のミドルクラスのスマホだ。この価格帯にはどの会社も力を入れており、魅力的な製品が数多くある。

そしてもちろん日本の数少ないスマホメーカーである富士通も、この価格帯に「arrows M05」を投入している。信頼の日本の端末だ。気になる人も多いだろう。

果たしてこの端末は買いなのか。ライバルと比べてどうなのか。

結論から言う。このスマホは4年前からタイムスリップして来たかのような低性能な端末だ。全く買うに値しない。

スペックと評価

項目詳細評価
発売日2019/12/18-
値段(コスパ)約38000円★☆☆☆☆
2万円の格安スマホ以下
CPU(処理性能)Snapdragon 450★☆☆☆☆
4年前のスマホですか?
メモリ3GB★★☆☆☆
4年前の(ry
バッテリー(電池)2880mAh★★☆☆☆
4年前の(ry
写真などの保存容量32GB★★☆☆☆
4年前の(ry
画面の綺麗さ液晶★★★☆☆
有機ELじゃなくなったからもう熱で壊れることもないね!
解像度2280*1080★★★☆☆
普通
防塵防水IP68★★★★★
ほとんど唯一の長所
カメラ(画素)外:1310万
深度:500万
内:800万
★★☆☆☆
深度カメラつける余裕があるなら基本的なスペックを上げた方がいい
オプション・指紋認証
・おサイフケータイ
★☆☆☆☆
なんで充電アダプタないの?
★合計50点満点中22点

4年前から全く進歩していない性能

このスマホの話をする前に、「arrows M02」というスマホの話をさせてほしい。このスマホの前身となるスマホだ

arrows M02は(仕様上は)名機だった。32000円という低価格ながら、防塵防水に対応し、おサイフケータイもついており、画面はなんと有機ELという当時としては豪華な端末だった。処理性能もメモリもそこそこある。あの時私はこう思った。

「富士通は需要をわかっている。まだまだ日本のスマホも捨てた物じゃない」

まあ、このarrows M02は自らの熱で画面が壊れてしまうという欠陥があったが、それは別の話だ。私は期待を持って次のarrows M03を待っていた。そして私はカタログを見て驚いた。

「……え? CPUはSnapdragon 410なの? arrows M02から全く性能上がってないじゃん?

おかしいと思った。需要をわかっているはずの富士通が、なぜarrows M02と全く性能が変わっていないarrows M03を出すのか……いや、正確には画面が有機ELから液晶に変わっている

なるほど。有機ELが熱で焼けてしまうという欠点を、液晶に変えることで解決を図ってきたか。……いや、そこは熱を何とかするべきじゃないの? 有機ELから液晶にしちゃうと、グレードが下がっちゃうよ?

様々な疑問が脳裏を駆け巡った。答えを出せないまま、私はarrows M03の購入を見送った。まあ、arrows M02がまだヒットしているから、性能は上げなくてもいいという判断だったのかもしれない。次のarrows M04では、きっと期待に応えてくれるだろう……

そして発売されるarrows M04。私はカタログを見て、またまた驚いた。

「またCPUはSnapdragon 410じゃん!! なんで性能上がってないのお!?」

私は富士通という会社を誤解していたらしい。富士通は需要をわかっていなかった。どうやらarrows M02がヒットしたのは完全にマグレだったようだ。

ここまで読んでいただいたら、この後の展開はお分かりだろう。前置きが長くなってしまったが、今回紹介しているarrows M05も、2019年に発売された端末でほぼ最低性能しか持っていない

処理性能で比べる相手はAQUOS Sense3Oppo Reno Aといった端末ではない。Rakuten miniPalm Phoneといった超小型の端末だ。大きさはAQUOS Sense3とほとんど変わらないのに

あらゆる点でAQUOS Sense3に劣っている

その他の評価項目も一々個別に語るまでもない。あらゆる点でAQUOS Sense3に劣っている

値段はAQUOS Sense3の方が安い(32000円)し、性能も圧倒的にAQUOS Sense3の方が上だ。バッテリー容量は全く相手にならない。

そして唯一の長所である防塵・防水性能もAQUOS Sense3は同等の性能を備えている

オプションについても全く相手に……いや、もうやめよう。他の端末を買った方がいい。この端末は4年前からタイムスリップしてきた化石のような端末だ。買うに値しない

同価格帯のお勧め端末

arrows M05が全然ダメダメだからと言って、気落ちする必要はない。この価格帯には素晴らしい端末がたくさんある。あなたの購入候補となるであろう端末を三つ紹介しよう

まず一つ目が、AQUOS Sense3だ。この端末は2015年当時のarrows M02のようなものだ。今必要とされているオプションが全て付属し、arrows M05よりも大分安い。今最も人気のスマホだ。


二つ目が、Oppo Reno Aだ。Oppoというと聞き慣れない会社かもしれないが、現在スマホシェアで世界4位の会社だ。当然スマホの完成度も高い。一つ目に紹介したAQUOS sense3よりも高性能かつ、豊富なオプションを備えている

Snapdragon710、RAM6GB、ROM64GB、3600mAh、有機ELディスプレイ、価格:約37000円

三つめが、TCL Plexだ。これまた聞いたことがない会社かもしれないが、テレビの世界販売台数2位の会社だ。その会社が、スマホ界に殴り込みをかけてきた。この端末は2万円台ながら、ミドルクラスで最高の性能を持っている。arrows M05はもとより、上で紹介したおすすめスマホ2台よりも性能が上だ。

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富士通にはいい加減に目を覚ましてほしい

私はこれでも富士通の製品はよく使っている。ガラケー時代からのユーザーだから、およそ十年以上は富士通の製品にお世話になっている

だからこそ、今の富士通の体たらくには本当にがっかりだ。こんな2万円台のスマホ以下の性能しかない端末を、4万円近い価格で売りつけるなんて、印象は最悪だ

スマホの事をよくわからない人は、知らない会社よりもよく知っている会社の端末を求めるだろう。そしてこのarrows M05を見つけるのだ。その結果、「ああ、富士通のスマホならいいか」と買ってしまう。そして日本のスマホにがっかりするのだ。

一体いつまで、富士通はこんなことを続けるのか。一ユーザーとして、早く目を覚ましてほしいと願う。

  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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