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有機ELに起こった悲劇!! 寿命を迎えたスマホはどうなる!?

2020年2月18日

上の画像を見て、何かおかしいことに気付かないだろうか。画面が汚いとかそう言う事ではない。

これ、電源がついているのである。ついているのに、何も映っていないのである。

これは2015年10月に発売された、富士通の「arrows M02」というスマホだ。当時としては安価な部類のスマホで、様々なオプションがついたコスパの高いスマホだった。今でいう「AQUOS Sense3」のポジションのスマホだと思ってほしい。

参考として、このスマホのスペックを載せる。当時のスマホとしての評価付きだ。

項目詳細評価
発売日2015/10/29-
値段(コスパ)約32000円★★★☆☆
中々のコスパだった。
CPU(処理性能)Snapdragon 410★★☆☆☆
当時としても性能は低め。動作がモッサリしており、ゲームをするとカイロのように熱くなる
メモリ2GB★★★☆☆
当時としては普通。
バッテリー(電池)2330mAh★★★☆☆
当時としては普通。
写真などの保存容量32GB★★★☆☆
当時としては普通。
画面の綺麗さ有機EL★★★★☆
この価格帯で有機ELなのはすごかった。
解像度1280*720★★☆☆☆
解像度は低め。でも小さくて持ちやすい。
防塵防水IP58★★★★☆
防水性能は高い。風呂でも使えた。
カメラ(画素)外:810万
内:240万
★☆☆☆☆
おもちゃレベル
オプション・おサイフケータイ
・充電スタンド
・充電ケーブル
★★★☆☆
この価格帯でおサイフケータイがついているのはすごかった。
★合計50点満点中28点

約3万円で有機ELの画期的な端末だった

上のスペック表を見ると画面が「有機EL」であることに気付くだろう。これは当時としては、いや、今でも3万円台で有機ELはすごいのだ。

その上防塵防水に対応し、おサイフケータイもついている。仕様上は名機と言って良い端末だった。今のarrowsは見る影もないが……。その話は今回はどうでもいい。

問題はこのスマホに起こった事だ。それはこの端末を使い始めて約1年後。急に起こった。

画面の端から暗闇が侵食していった

端末を充電している時、私は画面下部の違和感に気付いた。

(少し変色している気がする……?)

その時は気のせいだと思った。いや、思いたかった。

だが、事態は否応なく進行していく。

しばらく時間が経ち、メールなどが届いていないか確認したとき。私はハッキリと認識した。

(画面の一部が……黒くなっている!!)

恐ろしい出来事だった。ちょうど充電端子の上の部分。画面の最下部が、真っ黒になって何も映し出さなくなっていたのだ。

これは変色を確認してから、1時間程度でのことだった。あまりにも突然の事態だった。

その後も私は何度となく画面を確認する。

侵食している。画面の端から、暗闇が画面を覆うように、徐々に上に向かって広がっていた。

このままではまずかった。端末には大事なデータやアプリの設定が残っている。データは後から取り出せるかもしれないが、ワンタイムパスワードを発行するセキュリティアプリの乗り換えが出来ないと致命的だ。

何としても端末が死ぬ前にスマホを乗り換える必要があった。

焦りながらも私は仕事を終え、会社を出た。

画面を確認する。既に3分の1は真っ黒になっている。

何でもいい。今すぐスマホを乗り換えねばならないと、ヨドバシカメラに直行し、即座にスマホを購入した。

家に帰るころには画面の半分は真っ黒になっていたが、苦労しつつもスマホの乗り換えは完了した。

原因は何だったのか

なぜこのようなことになったのか。その原因はおそらく、本体の発する熱にある

有機ELという方式は、その画面に有機化合物を利用しており、熱に反応して劣化する。

arrows M02は低性能な端末だ。ちょっとしたことですぐ熱くなり、特にゲームをやっている時や、充電時はホッカイロのように熱くなっていた

この現象が起きたのも充電時で、変色も充電端子の近くからだ。まず間違いないだろう。

arrows M02は本体の熱で画面が死んでしまったのだ。

今の端末は大丈夫なのか?

arrow M02は古い端末だ。有機ELのスマホもそれほど普及していなかった。私自身がスマホのヘビーユーザーなのもあり、稀有な例だったとは思う。

だが、今は高級スマホは軒並み有機ELを採用している。果たして、arrows M02のように死んでしまうことは無いか?

一般論としては、有機ELの寿命は改善しており、スマホの買い替えサイクルの間は十分大丈夫だと言われている。少なくともスマホを乗り換えるまでは持つという訳だ。

だが、スマホに起こることは、実際に使ってみないと分からないことが多い。人によって使い方が違うし、端末によって発熱の度合いも違う。もっと言えば、同じスマホでも個体によって寿命が違う可能性もある。

私の個人的な意見としては、「有機ELのスマホを買う時は、なるべく発熱の少ない物を選んだ方が良い」ということだ。

例えば、「Oppo Reno A」のような端末だ。有機ELの美麗な画面ながら、本体の発熱も非常に少ない。コスパもいいので、是非レビューを読んでみてほしい。

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  • この記事を書いた人
ただのん

ただのん(只乃俊明)

都内在住のシステムエンジニア。スマホはコスパと実用性重視。スマホ選びに悩むあたなのためにこのブログを開設しました。最も多く触れる日用品であるスマホ選びをお助けできればと願っています。

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